高速伝送基板
高速伝送基板は、高速データ通信や高速信号伝送を実現するための基板です。
高速伝送を行うためには伝送損失と反射を低減させることが重要であり、低損失材の使用と高速伝送に対応した基板設計(信号線幅、インピーダンス、スタブ等)を行う必要があります。
特長
- 高速通信ネットワーク機器、データセンター機器などの用途で利用されます。
- データの伝送速度が非常に高速であり、最新の通信技術に対応しています。これにより、大容量データの迅速な転送が可能です。
- 信号の減衰やノイズの影響を最小限に抑えることができます。これにより、信号品質が向上します。
- 低誘電率・低誘電損失材料を使用することで、信号の伝送特性を最適化し、高速通信に適した性能を実現しています。
キョウデンの強み
- 高多層(20層以上)の製造実績。
- ロープロファイル銅箔、低誘電率・低誘電正接材に対応可能。
- 設計、シミュレーション、基板製造、部品実装まで一貫対応。
- 豊富な基材ラインナップ。製造実績有。UL認定も多数取得(EMC材、パナソニック材、レゾナック材等)。
- バックドリル工法も採用。試作から量産までご相談ください。
バックドリル高多層基板
伝送路におけるスルーホールは、周波数に比例して信号品質を低下させる要因となり、
スルーホール余剰部分(スタブ)を除去することで、信号の反射が低減され伝送路特性の改善が可能です。
主な製品用途
- 高速通信ネットワーク機器
- データセンター機器